岩淵 勇樹 フリーランス

全脳アーキテクチャ若手の会の10年間を振り返る

https://wbawakate.jp/lp/10th/

人工知能(AI)が世間を賑わせている昨今、その10年ほど前からAIについて大いに関心を持っていた団体が「全脳アーキテクチャ若手の会」 (WBA若手) です。

私は全脳アーキテクチャ若手の会の社会人支部のメンバーとして、同団体が主催するAIの勉強会に参加しながらWebサイト制作のお手伝いをしていました。

しかしながら、社会情勢なども影響し、ちょうどChatGPTなどのAI技術が流行り始めた頃から逆にイベントが少なくなってしまいました。

そこで、2024年8月、WBA若手設立10周年を節目に「AIの10年間を振り返る」と題した一大イベントを行いました。

当LPは有志、というか個人発案のLPです。

なにぶんメンバー各々の善意で活動していることもあり、今回のLPもある意味サプライズで用意したものになります。

基本的に仕事ではWebフロントエンドの実装しか経験がないため、企画もデザインも実装も自分ひとりでやるというのが難易度が高かったです。

挑戦としては React + Material-UI (MUI) が捨てがたかったのですが、イベントの日は決まっており、勉強しながら実装では間に合いそうにないと判断しました。
また、カスタマイズ性としては本書で取り扱うVue + Vuetifyに引き劣らないでしょうが、ReactよりVueの方が習得コストの点では有利でLP制作ぐらいの規模感にマッチするかと思われます。

今まで個人で制作したWebサイトはVue + Vuetify + Nuxtの構成をよくやってきたのですが、今回はNuxtの代わりにViteを使いました。

本書はマルチパラダイム言語Wolframのインタラクティブ実行環境を無料で構築し、研究やクリエイティブなどに役立つ技術を紹介します。
Wolfram言語はとても強力なプログラミングをできる環境ですが、それを実行するためのソフトウェア「Mathematica」は数万円、あるいは数十万円かかるため、導入以前に挫折することがあります。無料で環境構築するために、本書ではMathematicaの開発元であるWolfram社が提供する「Wolfram Engine」（Wolfram言語を実行できるコア機能）を取り上げます。
Wolfram Engineを動かすコマンドラインプログラム「WolframScript」はユーザインタフェースの面でGUIの統合開発環境としても優れたMathematicaには劣ります。しかし、グラフィックスとの連動も優れたオープンソース技術「Jupyter Notebook」の機能に加え、Microsoft社が無償で配布しているコードエディタ「Visual Studio Code」(略称: VSCode)でノートブック管理ができるので、使用感はMathematicaのノートブック作成にかなり近づけることができます。

https://www.amazon.co.jp/無料で始めるWolfram言語入門-技術の泉シリーズ-岩淵-勇樹/dp/4295601470

本書は、Vue.jsとVuetifyを活用したランディングページ（LP）制作の実践ノウハウを丁寧に解説した開発ガイドです。構成にはViteを採用し、HTMLの基礎を前提としながらも、CSSやJavaScriptの記述を極力排除したVue独自の記法を中心に展開。導入から実装、公開までの一連の流れを、全脳アーキテクチャ若手の会10周年記念LPの事例を通じて解説します。特に、Vuetifyによるレスポンシブ対応やタイムラインの演出、v-for・v-if・v-htmlの具体的な活用、Netlifyへのデプロイ手順に至るまで、実制作を踏まえたリアルな技術的試行錯誤が詰まっています。コンポーネント分割やデータの構造化など、LP構築に役立つ設計思想を学べる一冊です。